カズ社長の４ステップマーケティング　ビジネスバズらせ屋

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バンドワゴン効果とは、多くに支持されているものに対して、自分も支持してしまう行動心理のこと。

利用者が多いものをいいものだと思い込む現象です。

「みんながやっているから」、「みんなが持っているから」という安心感から購買意欲が高くなります。

あなたも、行列ができている飲食店を見かけると、「きっと美味しいんだろうな」と行ってみたくなりませんか?

これは行列がさらに行列を呼ぶという、バンドワゴン効果が働いている状況です。

バンドワゴン効果は私たちの生活の中で身近なところにも活用されていますよ。

広告やSNS、選挙活動など、具体的な例とともに紹介していきます。

バンドワゴン効果とは

バンドワゴン効果とは、多くに支持されているものに対して、自分も支持してしまう行動心理です。

何か行動を起こす時に世間の評判を判断基準にしたり、周りに同調したりすることをいいます。

例えば、流行の商品に対して、「みんなが持っているから自分もあの商品が欲しい」と思ったことはありませんか?

これはバンドワゴン効果が働いている状態といえます。

私たちの生活の中で、流行のものはバンドワゴン効果により作り出されたものなんですね。

バンドワゴンの意味は?

「バンドワゴン」というのは、パレードで先頭を行く楽隊車を意味します。

パレードといえば、楽しそうな雰囲気をイメージしますよね。

パレードで楽隊車の後ろに行列が続く様子から、「バンドワゴン効果」と名付けられました。

「バンドワゴンに乗る」という言葉を聞いたことはありませんか?

これは、時流に乗る、勝ち馬に乗るという意味です。

「みんながやっているから自分もする」、「流行りに乗り遅れたくない」という心理は、バンドワゴン効果が働いている状態です。

バンドワゴン効果とスノッブ効果

バンドワゴンと逆の行動心理にスノッブ効果があります。

スノッブ効果とは、みんなと違うものが欲しいと思う心理です。

簡単に入手できないものほど需要が増え、簡単に手に入りやすくなると需要が減少するようになります。

例えば、「期間限定」と書かれたお菓子など、買ってみたくなりませんか?

自分だけが知っている情報など、周りに浸透していない希少なものに価値を感じるのがスノッブ効果です。

バンドワゴン効果と、スノッブ効果のどちらが有利かは、その分野によって変わります。

例えば、特別なプレゼントであれば周りが持っていないものが嬉しいというスノッブ効果が有利です。

マーケティングでは、バンドワゴン効果とスノッブ効果をうまく使い分けることが大切ですね。

バンドワゴン効果の具体例

私たちの生活の中でもバンドワゴン効果はよく活用されています。

• 広告、SNS、政治や選挙活動など…

1つずつ具体例とともに紹介していきますね。

バンドワゴン効果の具体例1.広告

広告には、キャッチコピーや口コミ、評判にバンドワゴン効果が見られます。

上記などのように聞くと、まったく興味がなかった商品でも気になりませんか?

「みんながやっているなら」「流行りに乗り遅れたくない」というバンドワゴン効果が働き、行動を起こします。

バンドワゴン効果の具体例2.SNS

バンドワゴン効果はSNSでもよく見られますよ。

TwitterやInstagramでフォロワーや「いいね」の数が多く、発信力が高い人をインフルエンサーと呼びますね。

インフルエンサーが紹介した商品に対して、「みんながフォローしている○○さんが紹介しているから」「有名なインフルエンサーが使っているから」という理由で、バンドワゴン効果が働きます。

そうすると、商品の売り上げが伸びますよね。

このようなインフルエンサーを活用したマーケティングを「インフルエンサーマーケティング」と言います。

SNSを使っての情報収集が主流になってきているので、バンドワゴン効果をうまく活用すると、効率よく宣伝ができますよ。

バンドワゴン効果の具体例3.政治や選挙活動

政治や選挙活動には、バンドワゴン効果がかなり有効です。

多くの支持を集めるために、大勢が支持しているということをアピールするのが有効です。

票数が多い立候補者にはさらに票が集まりやすい傾向があります。

票数が多いということは、みんなが評価している立候補者だから安心だろう、という心理が働くのです。

また、街頭演説で多くの聴衆が集まっていると、思わず立ち止まってしまいませんか?

これも「たくさんの聴衆がいるので、人気のある街頭演説なのだろう」というバンドワゴン効果が働いているのです。

バンドワゴン効果で注意すること

バンドワゴン効果とは、多くに支持されているものに対して、自分も支持してしまう行動心理だと説明しましたね。

バンドワゴン効果を活用する時には、都合のいい情報だけを提示しないように注意しましょう。

マーケティングにも非常に有利なバンドワゴン効果ですが、注意も必要です。

例えば広告のキャッチコピーの場合、自社に都合の良い調査を行い「業界人気No.1」などと提示するのはNGです。

「業界人気No.1」であることを伝えるためには、その根拠が必要になります。

内容によっては法的措置が下されることもあるので注意してくださいね。

まとめ

• バンドワゴン効果とは、多くに支持されているものに対して、自分も支持してしまう行動心理
• 何か行動を起こす時に世間の評判を判断基準にしたり、周りに同調したりすること
• 「バンドワゴン」というのは、パレードで先頭を行く楽隊車を意味し、「バンドワゴンに乗る」という言葉は、時流に乗る、勝ち馬に乗ることを言う
• バンドワゴンと逆の行動心理にスノッブ効果があり、これは「みんなと違うものが欲しいと思う心理」のこと
• バンドワゴン効果の具体例として、広告やSNS、政治や選挙活動などがある
• 広告だとキャッチコピーや評判、SNSだとインフルエンサーが紹介した商品、政治や選挙活動だと支持率が高いことをアピールする
• バンドワゴン効果を活用する時には、根拠のない都合のいい情報だけを提示しないように注意する

バンドワゴン効果は私たちの生活の中にもあらゆる場面に活用されています。

ビジネスシーンにも有効な、バンドワゴン効果をうまく活用しましょう♪

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