カズ社長こんにちわカズ社長です。
チロルチョコや無印良品など、誰もが知るメーカーやブランドのマーケティング記事や成功事例を3つ紹介し、「面白い」視点や実践手法を解説します。
下記に挙げるブランドの成功の秘訣は、顧客の考えや行動を深く理解し、変わらぬ信念を持ち続けており、その考えを商品やサービスに反映していることです!
マーケティング戦略におけるアイデアのヒントが見つかるかもしれません♪
あなたのビジネスのターゲット層がどんなことに困っているのか、求めているのかをじっくり考えてみましょう。
そこからどんなマーケティング戦略を練っていくべきなのか、下記に紹介する「面白い」記事や事例がアイデアのヒントになれば嬉しいです!
「日経クロストレンド」より、面白いと感じたマーケティング記事を紹介します。
私が興味を持ったのは、あなたも目にしたことのある「チロルチョコ」の販売戦略に関する記事です。
「そこに楽しさはあるのか?チロルチョコ ロングヒットの哲学」という記事を読み、まとめました。
あなたもチロルチョコのマーケティング戦略を知れば、なぜ長く愛され続ける商品なのか理解できますよ♪
この記事を読んで1番印象に残ったのは、松尾社長が語ったチロルチョコの「信念を貫くマーケティング戦略」についてです。
松尾社長によれば、チロルチョコのロングセラーの秘訣は、美味しさに加え、「楽しさ」と「面白さ」を追求し続ける商品だからだと話していました。
チロルチョコの楽しさと面白さを求め続ける姿勢が、顧客に「面白いな」「食べてみようかな」と思わせることにつながっています。
また、楽しさと面白さというブレない軸があるからこそ、他を思い切って変えられる、挑戦をし続けられる理由なんです!
チロルチョコは、楽しさと面白さというブレない方針において、さまざまな取り組みをしています。
チロルチョコが挑戦し続ける取り組みについて、詳しく説明していきます。
チロルチョコは、定番のミルクやコーヒー以外にもカレーパン味やわさび味など、チョコとしてイメージできないような変わり種に挑戦し続けています。
たとえばカレーパン味は、カレーパン自体の要素を再現するために、 パンをカリカリにしたクルトンのような素材とバターが感じられる素材、カレーのピリッとした素材で作っています。
それらの素材を組み合わせることによって、 噛んだ瞬間に味が混ざり、カレーではなく「カレーパン味」に近づけられるのです。
高い再現性を追求し続けることも顧客を飽きさせない1つの理由です。
チロルチョコには、さまざまなメーカーとコラボした味の販売も人気の秘密です。
パブロのチーズケーキやコメダ珈琲店のシロノワール、丸永製菓のあいすまんじゅうなど、多くのお菓子とコラボレーションしています。
顧客に「面白い」「食べてみたい」と思わせる取り組みですね。
定番の味が30個ほど入ったファミリー向けの商品にも力を入れています。
コンビニでは、1個20円ほどで買えるチロルチョコですが、大袋のバラエティパックを積極的に販売している理由として、2つの理由が考えられます。
大袋の商品を販売することで、経営が安定します。
また、時代とともにニーズも変化してきており、そこに応える商品がバラエティパックなんです!
以前は子どもが駄菓子屋でチョコを1~2個買う姿が一般的でしたが、 親にコンビニやスーパーで買ってもらうのが主流です。
共働きが多いご家庭でも、バラエティパックを買って家に置いておけば、小さなお子さんがお腹の空いたときにいつでも食べられます。
またバラエティパックは、たまに食べたくなる大人にとっても子どもと分け合えるので、便利な商品なんです。
以上のようにチロルチョコは、｢楽しさ｣ ｢面白さ｣ という変わらない世界観があり、それを守り続けていることが、ロングセラーの秘密です。
マーケティングの面白い成功事例として、無印良品が挙げられます。
上記のチロルチョコと同じように、変わらぬ信念を持ち続けたことが成功の秘訣となっているんです!
無印良品はブランドを立ち上げた1980年代から変わらず、「資源をムダにしない」という考え方を根底に商品開発をおこなっています。
ほかにも、焼きムラや大きさが違う不揃い(ふぞろい)のお菓子を低価格で販売する、タグやシールのみで最低限の包装にするなど、サスティナブル(持続可能)な商品づくりをしています。
「資源をムダにしない」考えを追求し続ける姿勢が、シンプルで洗練された美しさや使いやすさ、美味しさという顧客が求めるものにつながり、ファンを増やすことにつながりました。
シンプルなライフスタイルを提案し続ける無印良品が長く愛される理由は、サスティナビリティを根底に置き、「資源をムダにしない」という変わらぬ信念を貫き続けることにあります。
無印良品は、マーケティングの面白い事例として取り上げられるべき代表例です。
面白いコンテンツマーケティングで人気を高めているのが、SUUMOタウンのサイトです。
コンテンツマーケティングを魅力的なものにしたいというあなたなら、ぜひ知っておきたい例です♪
WebサイトやSNSなど顧客に価値のあるコンテンツを提供し続けること。
コンテンツマーケティングを「面白い」ものにすることで、顧客に商品やサービス、ブランドの良さを知ってもらえる機会を増やせるので、利益につながりやすくなります。
「企業が伝えたいもの」だけを伝えるのではなくて、「顧客が求めているもの」に寄り添って情報発信することが大切です。
不動産や住宅に関する総合情報サイト「SUUMO」が運営するサイトの1つで、街のミスマッチをなくすというコンセプトで作られています。
「街のミスマッチをなくす」という信念を持ち続け作り上げたサイトで、街のリアルな情報が欲しい読者の心をつかんでいます。
SUUMOタウンを見てみると、ライターが街への素直な気持ちをそのまま書いていることが特徴です。
ガイドブックに載っている情報ではなく、実際に住んでみたからこそ伝えられる情報を提供しています。
その街で暮らすライターだからこそ書ける情報なので、より具体的で役立つ記事になっているんです!
コンテンツの数も充実しており、常に新しい情報を提供している点も顧客に評価されています。
ライターは記事ごとに異なるため、読者はさまざまなテイストの記事を楽しむことができ、純粋に読み物として「面白い」とファンが多いサイトです。
「面白い」コンテンツマーケティングとして、参考になる例ですよ。
マーケティングに関する「面白い」と感じた記事や事例を3つ厳選して紹介しました。
今回取り上げた記事や事例で共通しているのは、ブレない信念を持ち続け、コンテンツや商品に反映していることです。
顧客に愛されるブランドに成長したチロルチョコや無印良品、SUUMOタウンの例を参考にしてみてください。
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