「講座」と「セミナー」、社会人はよく耳にする言葉ですよね。
社会人になると出席する機会もあるかと思いますが、「講座」と「セミナー」の違いは何かわかるでしょうか。
講座とセミナーの違いを簡単に説明すると、基本的な部分から学ぶのか、意見交換の場があるかどうか、という点です。
しかし、意味合いは少し違いますが、あまり気にする必要はありませんよ。
この記事では、講座とセミナーの違いや、それぞれの特徴などを分かりやすく解説していきます。
また、似た言葉に、「研修」「講演会」「講習会」もあります。これらについても解説していきますね。
講座とセミナーの違いは、基本的な部分から学ぶのか、意見交換の場があるかどうか、という点です。
「講座」は、特定のテーマについてほとんど知らない人たちが集まり、講師から基礎や基本を学ぶための場です。
一方「セミナー」は、ある程度知識がある人たちが集まり専門性が高い講師から話を聞くことで、より深い見解を得るための場と言えます。
講座では、基本的に講師の話を座学で聞きます。
セミナーでは、講師の話だけでなく、質疑応答や参加者同士の意見交換も行われるのが特徴です。
しかし、意味合いは少し違いますが、あまり気にする必要はないですよ。
「講座」とは、何らかの学問や知識について学習するため、講師が複数の参加者に対して教える学びの場のことです。
参加者は、そのテーマについてまだ知識や経験がほとんどない場合が対象です。
もともとは、大学などの教育機関に置かれる研究・教育のための組織のことを言い、教授や准教授、助教授、講師で構成されています。
「座」という字がつくように、本来は座学が主ですが、場合によっては実技を伴う場合もあります。
また、大学で行われるような講義を模した、講習会や放送番組を意味することもあります。
「セミナー」とは、特定のテーマについて詳しい講師が、多数の参加者の前で講義を行い、それに対する質疑応答や意見交換などがある会合のことです。
一方的に講義を聞くのではなく、質疑応答や参加者同士で意見交換する時間を設けてあり、より深い内容などの説明を求めることができます。
セミナーは、特定のテーマについて専門的な知識があり、さらに学びを深めたい、という参加者がほとんどです。
セミナーはもともと、大学の教育方法の1つで、教育者の指導の下に学生が集まり行う共同研究や演習のことを指します。
社会人を対象にしたセミナーは、研究講習会という意味合いを持ちます。
講座とセミナーのほかにも、似たような「研修」や「講習会」、「講演会」という言葉があります。
これらについても解説します。
研修は、仕事をするうえで必要となる、知識や技術を身に着けるための集まりのことを言います。
単に話を聞くだけでなく、実践的な演習を行いながら、能動的に学びを習得します。
研修は、業務の一環として開催されることが多く、参加が義務づけられているようです。
講演会とは、1人の話者が大勢に向かい、特定のテーマについて話をすることを言います。
また、会場も比較的大きなところが主です。
講演会は、セミナーと混同されることが多いですが、意味合いは違うものです。
講演会の場合は、多くの参加者を相手に1人が話す、という形であるのに対し、セミナーは講師が質疑応答をしたり意見交換をしたりします。
講習会は、学問や技術などを習得するための集会のことです。
講師の指導の下、受講者は物事を集中的に学びます。
講習会は、単に知識を得るだけでなく、実際に使えるように実践的な練習や実技を習うというのが主眼になります。
講座とセミナーの違いや、似た言葉である研修、講演会、講習会について解説しました。
社会人だと参加する機会が多いと思いますが、意味合いの違いは必要以上に気にしなくても大丈夫ですよ。
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