カズ社長こんにちわカズ社長です。
マーケティングと営業の違いは、「リサーチの対象・業務の目的・期間の視点」の3つです。
マーケティングと営業は、どちらも「商品を売る」ことを目指しています。
どちらも目指すゴールが同じなので、2つの違いが分からない、という場合もありますよね。
同じ「商品を売る」というゴールに対しての、マーケティングと営業の違いはその「目指し方」です。
同じゴールへの目指し方や考えが違うマーケティングと営業ですが、2つがうまく連携できると、相乗効果が生まれ、売上アップが期待できるんですよ!
マーケティングと営業、それぞれの役割や仕事内容、連携するメリットを解説します。
営業とマーケティングの違いは、以下の3つです。
マーケティングと営業は、どちらも「商品を売る」ことを目指しているため、似ていると思われがちです。
しかし、目指すゴールは同じでも、そこへの目指し方や考えがそれぞれ違います。
1つずつ解説しますね。
マーケティングは市場を対象に、営業は主に顧客を対象にリサーチします。
マーケティングは、見込み客がいそうな市場を幅広くリサーチしていきます。
一方、営業は目の前にいる顧客を対象としているため、焦点を絞ってリサーチします。
全体を広くリサーチするマーケティング、部分にスポットを当てるのが営業、といえるでしょう。
マーケティングの目的は、市場や顧客との関係性を良好に保つことです。
良好な関係性を築くことで、営業にたくさんコストをかけなくても、成約に結びつきやすくなります。
マーケティングは通常、売上や利益などの数値目標は定められません。
一方、営業の目的は、目の前の顧客獲得です。成約すれば、すぐに売上を獲得できます。
マーケティングは市場や顧客との関係性を築き、維持するのが目的のため、長期的な視点が必要になります。
また、短期間で関係性が築けても、良好に保つ施策が必要なため、顧客とかかわる期間は長くなります。
一方、営業は目の前の顧客を獲得し、成約するのが目的のため、短期的な視点になることが多いです。
なるべく効率よく成約に結び付けるために、商談にかける期間は短いほうがいい、と考える傾向にあります。
マーケティングとは、市場調査や分析をする業務です。
市場調査や分析をしたうえで、商品やサービスの企画や広告までを担当します。
マーケティングの役割は、商品やサービスが売れる仕組みをつくることです。
市場を調査し、ニーズを確認したうえで商品やサービスを企画し、効率よく売れるための環境を整えます。
市場調査でターゲットのニーズなどを徹底的に分析します。
そして、商品やサービスの提案、どのように販売するのか、宣伝やプロモーションまでを担当します。
マーケティングは、市場調査から、どのように販売するのか、など企業の戦略を立てる上で、経営者の目線が必要です。
しかし、経営者目線だけではなく、ニーズを分析するために、顧客の考えを理解する力も必要になります。
また、消費者がとった行動を分析し、「このようなアプローチをすれば、消費者はこんな行動をとるかもしれない」と、市場の動向を予測し、仮説を立てるのも重要です。
営業とは、商品やサービスを販売する業務です。
営業は、実際に個人や法人と対面して、販売や契約につなげます。
営業の役割は、商品やサービスと顧客を直接つなげることです。
営業は顧客に対して、商品やサービスを直接販売します。
顧客の悩みに寄り添い、解決する方法を提示し、信頼を得る、というのが大事です。
顧客と直接やり取りをするため、コミュニケーション能力や洞察力も求められます。
営業の仕事は、成約を獲得するのはもちろんですが、それだけで終わりではありません。
サービスの提供後のアフターフォローをすることで、次の契約のチャンスにつなげます。
営業は顧客が何を求めているのか、顧客目線で考えられなければ、適切な売込みができません。
顧客と直接やり取りをする中で、信頼を得るためにも、コミュニケーション能力も求められます。
マーケティングと営業がうまく連携できると、相乗効果が生まれ、売り上げがアップしますよ!
マーケティングがうまく機能すると、営業の効率が上がります。
そうすると、営業は何度も顧客のもとを訪問しなくとも、成約に結び付きやすくなります。
また、営業の現場での顧客の生の声や反応は、ニーズや傾向の発見につながりますよね。
営業の現場で見出した、顧客のニーズや傾向をマーケティングにフィードバックすると、マーケティング施策の精度が向上します。
「商品を売る」という同じゴールに向けて、目指し方が違うマーケティングと営業。
考え方の違いから、意見が合わず対立することもあります。
しかし、うまく連携することで、相乗効果によってさらに成果が生まれますよ。
お互いの意見を尊重して、うまく連携していきましょう。
マーケティングと営業は、目指し方は違いますが、同じゴールを持っています。
それぞれの役割を理解し、お互いが連携することで、相乗効果が生まれ、いい成果が期待できますよ!
マーケティングと営業、それぞれの意見を尊重し、売上アップのためにもうまく連携していきましょう。
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