販路開拓の手助けとなる小規模事業者持続化補助金を知っていますか?
販路開拓のために書類を提出するのですが、小規模事業者持続化補助金は自分でも書けます。
この制度は、働き方改革や賃上げなどの制度変更に対応できるように経費の一部を補助するものです。
しかし、こんな制度があるにもかかわらず書き方が分からず、受け取っていない事業主もいます。
これを読めば、販路開拓のための小規模事業者持続化補助金の書き方がわかります。
自分で書けるものを依頼したり、もらえるのにまだもらっていないかも。
書き方をマスターして、ぜひ補助金を受け取って販路開拓に役立ててくださいね。
販路開拓に関わる小規模事業者持続化補助金の書き方のポイントは3つです。
順番に説明していくので、ポイントをしっかり押さえて記入してくださいね。
まずは、書きたい内容を要点にして箇条書きで書き出してみましょう。
各項目に、販路開拓に関して記載するものがあります。
詳しくは経営計画書、補助事業計画書の書き方で説明しますね。
販路開拓の文章の書き方が難しければ、図や表を使って説明しても大丈夫ですよ。
場所や位置を伝えたい時は図や表を使った方が分かりやすく、綺麗にまとまるのでおすめです。
小規模事業者持続化補助金の提出先は、近くの商工会議所なのでそこで見てもらえます。
商工会や商工会議所の会員でなくても補助金の申請や相談ができますよ。
あらかじめ自分なりに記入をして、商工会議所から助言やアドバイスをもらうときちんとした内容の文書に仕上がります。
経営計画書の内容は、主に現在の経営状況の説明を行うものなのでそれを具体的に書きましょう。
小規模事業者持続化補助金の申請には、そもそも4点の申請書が必要になります。
会社の名称や住所、ホームページを記載する欄がありますが、これは既にある情報を入力すればOKです。
採択される基準として経営計画書と補助事業計画書が重要になってくるので、それぞれの書き方を説明していきますね。
まずは販路開拓に関する経営計画書からです。
企業概要には書けるだけの会社の基本情報を記入しましょう。
それぞれを箇条書きで、簡潔に書いていくとわかりやすいですよ。
なかなか文章が決まらない時は一旦文字にしてみて、不要な文は消すとうまくまとまります。
顧客ニーズと市場動向を分けて箇条書きにすると分かりやすいですよ。
顧客ニーズは、消費者や取引先が求めている商品やサービスを記載します。
市場動向は、他社と比べてこれから必要になってくるであろう市場環境の見通しを記載します。
PREP法を意識して書くとまとまりやすいですよ。
P...Point(結論)
R...Reason(理由)
E...Example(例)
P...Point(結論)
最初に結論を伝え、次に「なぜなら~」理由を述べる。
その後分かりやすい例を挙げ、再度結論を述べると説得力があり分かりやすい文になる。
また、【自社や自社の提供する商品・サービスの強み】の書き方については自社の商品やサービスの強みは何か記載しましょう。
販路開拓をする時に他社と比べて長けているところ、負けないところを顧客から支持されている理由と合わせて書くといいですよ。
販路開拓に関して経営方針と今後の目標を分けて箇条書きにすると分かりやすいですよ。
経営方針は、上記の3点を踏まえ今度どういうことをしていきたいかの具体案を記載します。
今後の目標は、数字を用いて「○年以内に売上率〇%UP」や顧客からどんな会社に思われたいかを記載します。
続いて、補助事業計画書の書き方を説明していきますね。
補助事業計画書は必須記入3点、任意記入1点の構成になっています。
1カ所だけ字数制限があるので気を付けてください。
補助事業で行う事業名を30文字以内で記載しましょう。
例えば「○○県の~に係る販路開拓等」や「~の事業拡大」とするといいですよ。
この欄は唯一文字数制限があり、思うように言葉がまとまらないかもしれません。
小規模事業者持続化補助金のホームページでは「採択者一覧」というタブがあります。
そこにはこれまで採択された事業者がどのようなことに補助金を充てるのか書きだされています。
補助金を使って補助事業をどのようにまとめたらいいのか分からない時はそれを参考にするといいですよ。
販路開拓等(生産性向上)の取組内容を、具体的に記入しましょう。
それぞれを箇条書きで、簡潔に書きだし最後にまとめるといいですよ。
業務効率化(生産性向上)の取組内容については、任意なので特になければ記入しなくても大丈夫です。
業務を効率化したり生産性を向上したりすることにより、従業員の労働環境を今より改善するような取組があれば記入しましょう。
補助事業の効果は、この事業や販路開拓を行うことで顧客数や売り上げがどれくらい増加するのかを記載します。
取引先や顧客、地域社会へどのような効果をもたらすのか具体的に記載しましょう。
販路開拓の手助けとなる小規模事業者持続化補助金の書き方がわかりましたね。
これから働き方が多様化していくので、書き方を真似して補助金を受け取り販路開拓の手立てにしてくださいね。
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