新事業開発や販路開拓は限られた予算や時間の中で目標を達成することが求められます。
販路開拓する時、助成金や支援の利用で考えつかなかった方法や選択肢の幅が広がりますよ。
助成金や支援は、あなたの新事業開発や販路開拓は大きな手助けとなること間違いありません。
この記事では助成金や支援の中でも、販路開拓チャレンジ助成事業や販路開拓コーディネート事業・活用例について解説します。
特に販路開拓コーディネート事業は、あなたも支援を受けられる可能性があるので知らないとチャンスを逃してしまうかも。
あなたの新事業開発や販路開拓に役立ててくださいね。
販路開拓チャレンジ助成事業とは、中小企業者に対して、販路開拓や販売促進の経費を一部補助するものです。
それぞれの市によって補助額や申し込み期間が異なるので、あなたが住んでいる地方名で調べるとホームページが出てきますよ。
今回は、都内と山口県を例にお伝えしますね。
都内の販路開拓チャレンジ助成事業は、東京都中小企業振興公社が管理しています。
一時支援金等を受給した都内中小企業者に対して、販路開拓・販売促進の経費の一部を助成する制度です。
条件になっている「一時支援金等を受給した」というのは、国の一時支援金や東京都の月支援給付金のいずれかを受給している必要があります。
ただ、この制度は2023年2月末の時点で申し込みが終了しています。
山口県山口市には2016年から萩信用金庫が「萩山口信用金庫山口市開業チャレンジ応援補助金」という補助制度を創設しています。
山口市中心市街地などで新事業を展開を考えている事業主に補助金により支援するものです。
年3回、萩山口信用金庫内で開催する審査会で採択された事業主に補助金を交付しており、最大で190万円の支援が受けられますよ。
ただし、山口市中心市街地などに新規開業、または開業後3ヶ月以内の事業者を対象としているので当てはまるかどうか確認する必要があります。
他の地方も調べると出てくるので新規事業を考えている事業者は、補助金制度を活用するといいですよ。
販路開拓コーディネート事業とは、優れた技術やサービスを持ちながら、単独での販路開拓が困難な中小企業に支援する制度です。
この事業の目的と注意点を説明しますね。
この事業は、販路ネットワークを持つ実務支援アドバイザーによる市場へのアプローチの仕方や販売力の強化が中心です。
あなたの事業が抱えている悩みや課題を解決し、結果的に販路開拓力を向上していくことが目的になります。
マーケティングの企画書を作成する「ブラッシュアップ支援」や課題解決の「フォローアップ支援」は1日8,400円からサポートしてもらえますよ。
想定市場のニーズ調査する「テストマーケティング支援」は1回4,200円からサポートしてもらえます。
マーケティング企画の段階から支援を行い、販路開拓力の効果を高めることを目指しているので積極的に取り入れましょう。
販路開拓コーディネート事業を利用にあたり、注意することが3つあります。
販路開拓コーディネート事業をうまく利用して販路開拓力をサポートしてもらいましょう。
販路開拓コーディネート事業を活用した例を2つ紹介します。
独立行政法人の中小企業基盤整備機構が運営しているホームページで、販路開拓コーディネート事業を終了した企業の一覧が出ていますよ。
神戸にある株式会社平郡商店は、神戸ワインとマスタードを融合させた洋風マスタードを開発しました。
ワインビネガーではなく「日本の酢」を使用したり、マスタードの種をワインの中で熟成させたりして、より日本人の舌に合うようにしています。
地元神戸の特産物と掛け合わせた商品を長年のノウハウと技術で作りだしました。
高知県にある北川村ゆず王国株式会社は、高知県産の原材料を使用し付加価値の高い製品を開発しました。
自社農園を保有しており、生産から販売までの一貫生産販売を行い、産地のこだわりを全面に出し、ノンペクチン柚子マーマレードなどの加工品を提供しています。
こだわりのゆず加工品を長年のノウハウと技術で作りだしました。
このように、既に優れた技術やサービスを持った企業が支援制度を活用し、販路開拓に成功した例だといえます。
販路開拓チャレンジ助成事業や販路開拓コーディネート事業・活用例がわかりましたね。
あなたも新事業を考えているのであれば「販路開拓チャレンジ助成事業 ○○(都道府県名)」と検索し活用してみてくださいね。
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