カチッサー効果とは、心理学用語の1つで、お願い事をする時に、理由も一緒に述べることでお願いを承諾してもらいやすくなるというテクニックです。
実はそのカチッサー効果、恋愛心理学にも通じるものがあるんだとか。
恋愛でお願い事をするとしたら、デートの約束ですよね。
恋を実らせるためにはまずデートから!しかしそのデートを断られてしまったとしたら本末転倒ですよね。
片思いしている相手をデートに誘うのにこのカチッサー効果を使うと断られづらくなるんですよ。
しかし、どんなお願いでも良いわけではありません。
最初からハードルの高いデートのお誘いをしてしまうと、断られてしまう可能性があります。
このように、カチッサー効果を恋愛で使う時の注意点も合わせてご紹介していきますね。
カチッサー効果とは、アメリカの心理学者であるエレン・ランガーが提唱した心理現象です。
カチッサー効果とは簡単に言うと、「お願い事をする時、理由を付け加えることでお願いを承諾してもらいやすくなる」というものです。
このカチッサー効果を応用することで、恋愛テクニックとして使うこともできるんですよ。
では、恋愛において具体的にどのような場面でカチッサー効果が使えるのでしょうか。
カチッサー効果が使える恋愛の場面は以下の通りです。
どれも恋を実らせるためには大切な工程ですよね!
今回はこの中の「デートに誘う時」について詳しく解説していこうと思います。
まずは、デートの誘い方NG例からご紹介します。
最初から、デートに誘いたい感丸出しでいってしまうと相手が引いてしまう可能性が大です。
デートに誘う時の基本は、まず何気なく「食べ物の話をする」ことです。
○○さんって、ケーキは好きですか?
好きですよ!
この場合、ケーキでなくても相手が好きなものを先にリサーチできていたらその食べ物の話をしてもいいでしょう。
そうですか!実は最近美味しいモンブランのお店を見つけたんですけど、今度ご紹介させてください!
はい、ぜひ教えてください♪
こう言われると、なかなか「いいえ結構です」とは言えないですよね。
これがカチッサーの法則です。これに加えて連絡先を教えてもらうことも可能ですよ。
例えば、「スマホにお店の情報を送りたいのですが、LINE教えてもらってもいいですか?」とすると連絡先まで聞けちゃいます♪
ガツガツしたデートの誘いだと、なんだか気が引けてしまい断られる可能性もありますが、カチッサー効果を使うことで、ケーキくらいだったら♪と相手も承諾してくれることでしょう。
このようにすんなりと物事を承諾してもらえることから、カチッサー効果のことを英語で「Automaticity(自動的)」というんですよ。
ちなみに「カチッサー」とは、テープレコーダーの再生ボタンの「カチッ」、ノイズ音の「サー」が由来だそうです。
ここまでで、カチッサー効果がとっても便利なものだということがわかりました。
しかしこのカチッサー効果、注意点が1つだけあるんです。それは「無理なお願いはしないこと」です。
このカチッサー効果の研究では、お願いの難易度が上がれば上がるほど承諾率は下がっていきます。
逆を言うと、相手に支障が出ないことでしたら、テキトーな理由をつけてお願いしても大抵は承諾してもらえるということです。
しかし、恋愛はそうはいきませんよね。片思いをしてる相手をデートに誘うには、普通に誘ったとしても断られる理由が沢山あります。
「めんどくさい」「友達を優先したい」「休日はゆっくりしたい」などが理由で断られたり、ずるずる後回しにされたりしてしまう可能性も…。
しかし、難易度が高かったとしても相手が納得する明確な理由があれば承諾率はアップします。
具体的な理由をつけ、視点を変えることで断る理由が無くなり承諾してもらえるようになるんですよ。
この注意点を踏まえ、あなたもカチッサー効果を使ってデートのお誘いを成功させましょう!
カチッサー効果は、セールスなどで使われるイメージが強いですが、このように恋愛にも応用できてしまうんですね。
しかし、あまり心理学などを利用して相手を誘うと、相手がこのカチッサー効果を知っていた場合、引かれてしまう可能性があるのでほどほどにしたいところですね。笑
以下にメールアドレスを入力しお申し込みください
コメントフォーム