カズ社長こんにちわカズ社長です。
リファーラルとは、「紹介」「推薦」という意味の言葉で、採用やマーケティングなどで活用されます。
リファーラル採用とは、社員に知人を紹介してもらう採用方法。
リファーラルマーケティングとは商品を購入したユーザーなどが、その商品を知人に紹介して価値を波及させていくマーケティング手法です。
採用に活用すると、直接欲しい人材にアプローチすることができ、マーケティングに活用すると広告費を抑えられるなどのメリットがあります。
企業の規模に関わらず効果があるため、あなたもぜひこの記事を参考に実践してみてくださいね♪
リファーラル（referral）とは、リファラルとも呼ばれる「紹介」「推薦」という意味の言葉です。
リファーラルは、主に以下の項目で活用されます。
どれも紹介者に協力してもらう必要があるため、まずは信頼関係を築くことが大切になります。
今回は「リファーラル採用」と「リファーラルマーケティング」についてを掘り下げて説明していきます。
「リファーラル採用」とは、社員に知人を紹介してもらう採用方法で、転職の約4人に1人はこのリファーラル採用と言われるほど注目が集まっています。
2030年には、労働需要7073万人に対し、労働供給が6429万人で、人手不足が644万人にも及ぶと予測されているのです。
広告を出して、ただ応募してくれるのを待つ求人活動だけでは人材の確保がむずかしいのが現状。
直接欲しい人材へアプローチできるリファーラル採用が、確実な人材確保として注目されているんですね。
求人活動には、広告費や人材紹介の会社への依頼費などが生じますが、リファーラル採用は一切かからないです。
例え、紹介してくれた社員に対してインセンティブを支払ったとしても、成功率や手間を考えれば費用対効果は高いと言えるでしょう。
リファーラル採用を実行するためには、社員に理解してもらう必要があります。
社員にメリットがあるリファーラル採用のシステムを作りましょう。
社員がリクルーターになるということは、親和性の高い候補者が集まるということです。
企業理念や仕事内容をよく理解している社員だからこそ、紹介できる人材があるんですね。
また、知り合いが社内にいるだけで、安心感があり、離職率の低下も望めますよ。
企業において、目標を達成するために欠かせないのは、考えに共感して貢献してくれる社員の存在ですよね。
リファーラル採用は、社員の知人を紹介するため、もともと企業に興味があったり、志向が似ている可能性があります。
そのため、企業への信頼度や貢献度、つまりエンゲージメントの向上につながるのです。
社員が紹介しようとしている知人が、例え転職を考えていなかったとしても、接点を持っておくと、いざ転職する時に自社を候補に入れてくれる可能性があります。
転職を考えていない転職潜在層へアプローチできるのもリファーラル採用の強みですね。
リファーラル採用は、多くのメリットがある採用方法ですが、注意点もあるので覚えておきましょう。
以上の3つについて詳しく見ていきましょう。
リファーラル採用は、不採用になってしまうと、紹介した社員と被紹介者の人間関係が悪くなる可能性があります。
そのため、事前に確実に入れるという保証はないことを伝えたり、不採用の伝え方を丁寧に行ったりする必要があります。
採用だった場合でも、社員と被紹介者の関係に注意しなければなりません。
入社してから関係が悪化してしまい、どちらかが退職することも考えられます。
もし関係が良好だったとしてもどちらかの退職が原因で、もう一方も退職するということもある為、十分に配慮が必要です。
早く職場に馴染んで、力を発揮してもらえるように、既存の社員と同じ価値観を持った人間を採用するのはよくあることですよね。
しかし、同じ価値観の人間ばかり集めることで、思考が偏ってしまったり、柔軟性が失われる可能性があります。
そうなると、会社に大きな変化が起きた際に社員全体が対応できないなんてこともあるかもしれません。
社員の傾向をしっかりと把握して、偏りがでないよう慎重に採用活動をする必要があります。
リファーラル採用は、長い時間をかけ、継続的に行って初めて結果が出ます。
そのため、大量の人材を採用したい、急な人材確保が必要な場合はリファーラル採用は向きません。
その場合は、転職サイトなどの広告や、人材を紹介してくれる会社へ依頼するようにしましょう。
リファーラルマーケティングとは、商品を購入したユーザーなどが、その商品を知人に紹介して価値を波及させていくマーケティング手法です。
ユーザー以外でも、紹介者が自分自身ではない場合は、リファーラルマーケティングになりますよ。
紹介を受けた側が、商品を購入してくれると、紹介者にインセンティブが入るという仕組みです。
リファーラルマーケティングもリファーラル採用同様、短期間でできるものではありません。
なぜならば、「信頼関係を築くこと」が最も重要だからです。
信頼関係を築いて、リファーラルマーケティングを実践すると、以下のようなサイクルができます。
このサイクルが繰り返されることで、継続的かつ自動的に新規のお客様を獲得することができるのです。
では、リファーラルマーケティングには具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
本来、企業の大きさが違うと取引の交渉の際、相手にされないことが多いのですが、間に信頼されている紹介者を挟むことで商談へ持ち込める可能性もあります。
紹介者を介すことで、例え企業規模が小さくても信頼してもらえるんですね。
そのため、競合他社を出し抜いて、ビジネス拡大へとつながることが期待できます。
第三者に紹介してもらうということは、自分たちでは知り得ない獲得が難しいお客様と商談可能なのです。
普段の営業では知り合うことができない業界の人間と関われるため、新たな事業拡大のきっかけが得られる可能性がありますよ。
求人活動同様、通常商品やサービスを売り込む際は、広告などを打ち出す必要があります。
しかし、リファーラルマーケティングでは、紹介者へのインセンティブのみの出費で、商談成立や商品購入の確率は広告よりも高いです。
ネガティブな情報や口コミを防げないと、紹介してもらった側が見た時に、購入をやめてしまう恐れがあります。
イメージを下げないように、既存のお客様のケアが必要です。
また、紹介はSNSを通じて行われることがあるため、時には商品の炎上につながる危険性もあります。
炎上を放っておくと、事態が悪化して企業イメージが下がるので、リスクを想定して対策できる知識を身につけておきましょう。
リファーラル採用、リファーラルマーケティングはメリットがたくさんある素敵な戦略です。
しかし、注意する点もいくつかあるため、この記事でしっかり理解を深めて、実践していただければ幸いです。
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